2014年9月19日金曜日

秋の夜長の考え事

朝晩は冷え込みますね。
先日上着を忘れて外出したら、
帰りの夜風がとても冷たくて驚きました。

つい最近まで、セミの声が響いていたように思いますが…
いつの間にか鈴虫とバトンタッチですね。

季節はどんどん移り変わります。

夏、光をいっぱい浴びて成長した木々は、
秋、紅葉し、その葉を落とします。
冬、落葉は養分となり、北風に耐えながら芽を膨らませ、
春、若芽が息吹く新緑の季節となります。

季節は繰り返し訪れますが、
毎年まったく同じということはありません。
冷夏だったり、暖冬だったり、それぞれです。

そうやって続いてきました。
そしてこれからも続いていきます。

季節以外でも、例えば、‘自分’も似たようなものだと思います。
今ある自分は、決して「今」だけのものではなく、
これまで自分が歩んできた歴史の上で成り立っています。

過去があるから、現在がある、だから未来がある。

自分の歩んできた年月を思いながら、
ぼんやりこんなことを考えた、
秋の夜長でした。