2015年9月11日金曜日

 9月に入り、一気に秋めいて来ましたね。寒暖差も激しく、体調を崩している人もいるのではないでしょうか?少しでも体調の変化を感じたら、早めに眠る、食生活を見直すなど、長引かせないように配慮しましょう。

さて、今月末からいよいよ試験が始まる学生さんがいると思います。そこで今日は、面接試験に向けて今から意識するとよいのではないか?と思うことについて書きます。

面接というと、面接官に質問されて、それに答えて、自己アピールもして…と想像するだけで大変だな、緊張!しますよね(私だけ?)それでも一番大切なことは「自分の気持ちを適切にいう」ことではないでしょうか。結果を周囲を気にしすぎると、これもうまくいかなくなります。

「できる限り表現するしかない」
誰もが気持ちの良いコミュニケーションをし、よりよい人間関係をもつためのスキル、アサーションでは、「自己表現で重要なことは、自分の気持ちを適切に言えるか」どうかと言われています。つまり、言いたいことが相手に伝わるかどうかではないのです。なぜなら、「伝わる」ということには自分の伝える行為と、相手の受け取る行為の両方がかかわっています。相手の受け取る行為は相手のものであり、受け取るかどうかは相手が自由に決めることができます。私たちは相手の自由を支配することはできませんから、伝わるかどうかはわからないし、それを恐れても仕方ないのです。失敗することを恐れていてはコミュニケーションは成り立ちません。したがって精一杯自分のできる限りで自分の気持ちを表現することにエネルギーを注ぐことが先決なのです。そして伝わらなかったらまたコミュニケーションを続けるしかないのです。(図解・自分の気持ちをきちんと伝える技術 平木典子より)

普段みなさんが目にする面接対策の本とは少し違った視点になるかもしれませんが、面接も普段のコミュニケーションの1つ。こうしたことを意識しながら、過度に緊張せず当日に臨めば、おのずと良い結果につながるのではないかと私は思います。